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- ミネルヴァの報復
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- 価格
- 792円(本体720円+税)
- 発行年月
- 2018年09月
- 判型
- 文庫
- ISBN
- 9784041066119
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秀作
弁護士出身の女性作家の秀作。殺人の舞台が弁護士会館と裁判所合同庁舎、主人公が2人の女性弁護士と、作品に弁護士の経験が十分織り込まれている。一連の殺人事件に対し、当事者でない方の女性弁護士が謎解きをして行く後半部はなかなか読ませる。ただ、この作者の作品を読むのはこれで4冊目だが、徐々にパワーダウンしているという印象を受けるのは私だけであろうか。作品がこじんまりと収斂して来ている感じがする。
[BOOKデータベースより]
20年ぶりに会う大学の先輩の辻堂から、妻が離婚に応じないと相談された弁護士の横手皐月。辻堂は愛人のマンションでヒモ同然の暮らしをしていた。妻の弁護士は、愛人に損害賠償請求をしたため、愛人は横手に弁護依頼をしたのだが、裁判の直前に依頼者である愛人が失踪。さらに妻は弁護士会館で何者かに殺害されてしまう。横手は友人の弁護士・睦木怜に相談し…。元弁護士が描く、弁護士業界の奥の奥。最高傑作本格ミステリ。
[日販商品データベースより]20年ぶりに会う大学の先輩である辻堂から、妻が離婚に応じないと相談された弁護士の横手皐月。辻堂は愛人のマンションに転がりこみ、ヒモ同然の暮らしをしていた。妻の弁護士からは、愛人が妻に嫌がらせをしてきたとの連絡が。愛人からは妻から損害賠償請求が来たため、正式に横手に弁護依頼をしてきた。ところが、裁判の直前に依頼人である愛人が失踪。さらに妻が弁護士会館で何者かに殺されてしまう。辻堂と妻と愛人の三角関係。二転三転する事件。弱った横手は友人である弁護士・睦木怜に相談する。果たして彼女は真相にたどり着けるのか。
元弁護士の著者だからこそ描ける弁護士業界の奥の奥。読者の予想を裏切り続ける作家・深木章子の最高傑作がついに文庫化。推理作家協会賞候補作、傑作本格ミステリ。