- ジェームズ・ボンドは来ない
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- 価格
- 704円(本体640円+税)
- 発行年月
- 2015年11月
- 判型
- 文庫
- ISBN
- 9784041037942
[BOOKデータベースより]
瀬戸内海の小さな島が挑む、映画『007』ロケ誘致活動に女子高生の遙香も加わった。島が少しでも発展すればとの思いからだった。署名運動や“ボンドガール・コンテスト”、記念館設立などプレハブ小屋の直島町観光協会が主導する活動はすべて手作り。だが、やがて署名数は8万を超え香川県庁も本格的に動き出す。ついには映画会社から前向きな返事が届き島は熱狂するが…。2003年以降、直島を揺るがした知られざる感動の実話。
[日販商品データベースより]小さな島の大きな奇跡。興奮、涙の感動実話!新事実と資料画像満載の改訂版
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2004年春――高校生となった峰尾遥香は、いつか島を出たいと感じ始めていた。遥香のすむ直島は瀬戸内海に浮かぶ小さな島。人口は5千人。デパートも病院もコンビニもない。そんなある日、島で映画『007』の新作が撮影されるかも知れないという話を耳にする。直島が登場する『007』の小説が前年に日本で刊行されたのだ。島を盛り上げようと町議会が誘致運動の開始を決議。手弁当でスタートした活動に、海外スターへの単純な憧れから遥香も思わず参加する。徐々に島民の熱は高まり、署名も5万以上集まり、ついには香川県を動かした。06年には007シリーズの制作会社であるソニーピクチャーズを訪ね渡米。島ではボランティアで「赤い刺青の男」記念館を手作りで建設し、ボンドガール・コンテストも開催する。そしてついに、映画のプロデューサーから制作への前向きな回答を得ることができた! 熱狂する島民たち。ついに夢が実現するかもしれない! だが……!? 夢を追い続けた島の人々の感動的実話を温かい筆致で描く青春小説。