[日販商品データベースより]
父親の背におぶさる子供、ドアの隙間に現れる人影、壁に付着する手形、あもくんの名を呼ぶ怪しい声、父親の前に現れる奇妙な女――。平穏な日々を送るあもくん一家ににじり寄る、不穏なモノたち。異界への入口は日常のいたるところに潜んでいる。心休まる我が家のリビングで、気ままな散歩道の木陰で、あもくん一家を待ち構える。怪談専門誌『幽』で10年間にわたって連載された奇妙な連作。著者が自身の子供のために創作した「ベッドサイド・ストーリー」、書き下ろし掌篇小説「ゆびさき怪談」を収録。
この商品をご覧のお客様は、こんな商品もチェックしています。
息子の守は、幼い従姉妹に「あもくん」と呼ばれている。キャンプに来たものの、乗り気でない私と守は二人で森を散策した。日が暮れ、疲れた守を背負ってキャンプ場に戻ると……。家族の日常に潜む異界を描く!