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[BOOKデータベースより]
佐之介の前から姿を消した恭次郎。偽りの記憶から彼を救うべく、里沙は智泉院を経て江戸市中を奔走する。その先で触れたのは、絆を裂いた哀しき真実と、霊視の力に隠された亡き祖母・お梅の想いだった。一方、将軍の代替わりを迎える大奥では、野村やお松も自らの運命に従い決断を迫られていく。「できる限りお里沙の側にいたい」佐之介の切実な願いと里沙の覚悟が重なり、最後の一筆が綴られる時、生者と死者の恋は、美しくも切ない永遠の結末へ―。切なく温かいお江戸人情ファンタジー、堂々の完結!