- Love
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- 価格
- 649円(本体590円+税)
- 発行年月
- 2010年04月
- 判型
- 文庫
- ISBN
- 9784101305318
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sige




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東京区分地図が必要
個性的な文体だ。テンポのいい“話し言葉”による語り。例えば、単語を繰り返す「坂道を登る、登る、登る」とか、カタカナでの音の表現の仕方「シャァァァァァァァァッと」など。
この小説を読むためには、東京の地理に詳しくない人は(東京に住んでいる人でも)“東京地図”(主に品川区)が必要ということ。例えば渋谷区恵比寿3丁目と目黒区三田1丁目と品川区上大崎2丁目と港区白金台5丁目の接するところ。などと住所表示が頻繁に出てくる。したがって地図無しで読むと内容が飲み込めないと思う。
内容の方は、・・・何とも分からない話。東京に生息する猫の数を数える人たちの話が中心、のようである。ストーリーとしては深みはないが語りがお笑い的に面白いので楽しめる。また、東京の地理に関して新しい発見ができる。例えば、品川駅は品川区にはない、などというのは地方の者にとってはヘェ×100位だ。























[BOOKデータベースより]
家庭に居場所を得られず自転車を駆って遠征する少年、学校になじめず都バスに乗って往還する少女、超能力を持つ老女、ストリートミュージシャン、殺し屋、そして多くの野良猫。直感だけを生きる指針にして東京を疾走する者たちの、熱い鼓動がシンクロする―邂逅と別離のリンクから生まれるドラマを、軽やかなビート感にのせて鮮烈に描き、読書界を沸騰させた青春群像小説の傑作。