[BOOKデータベースより]
人を奮い立たせることができるのは、リーダーの言葉しかない。稀代のラガーマンは、同時に真のリーダーだった。ミスターラグビーが遺した、いまこそ日本人が心に留めたい91の矜持。
第1章 強い組織をつくる(個人は「点」、組織は「線」。力強い「点」が多ければ「線」も太くなる;場所に人を当てはめるのではなく、人に場所を当てはめる ほか)
第2章 強いリーダーをつくる(支配型・強権型リーダーシップでは、10番になれても、1番にはなれない;場面、場面によって、リーダーは替わってもいい ほか)
第3章 強い個を育てる(決めごとが増えると、成長の伸びしろが小さくなる;もがき苦しんでいる人間には、自ら解決する環境をつくることだ ほか)
第4章 強い日本人になる(日本人はきつくなると自分に言い訳をして力を緩める;スポーツの素晴らしさは、できなかったことができるようになることだ ほか)
”ミスター・ラグビー”と称され、ラグビー日本代表の不動の司令塔として活躍し、神戸製鋼ラグビー部のGMを務めていた平尾誠二氏が、2016年10月、53歳の若さで亡くなりました。日本初開催となる2019年のラグビーワールドカップを前にした突然の訃報に日本中のラグビーファンの悼む声が相次ぎ、それを受けついにオフィシャルブック刊行となりました。本書は、ラガーマンとしてだけでなく指導者としても”ミスター・ラグビー”の名にふさわしい活躍をした氏の数々の名言を収録。自らの仕事にかけた情熱や勝負への思いが、ジャンルを問わず働く世代の心に刺さる言葉に込められています。