- 在庫状況:在庫あり(1〜2日で出荷)
- 四国遍路
-
八八ケ所巡礼の歴史と文化
中公新書 2298
- 価格
- 836円(本体760円+税)
- 発行年月
- 2014年12月
- 判型
- 新書
- ISBN
- 9784121022981
[BOOKデータベースより]
八八の寺院を巡るあり方を決定づけた僧侶の案内記、貧困・病気・差別に苦しめられた巡礼者たちの記録、新聞記者による遍路道中記、バスや鉄道の登場がもたらした遍路道の変貌―。本書は、近世以降の史料を掘り起こし、伝説と史実がないまぜになった四国遍路の実態を明らかにする。千数百キロの行程を歩く巡礼者と、彼らと相対し、お接待文化を育んだ地域住民。歩くだけでは見えてこない歴史の真実を浮かび上がらせる。
序章 巡礼とは
第1章 起源を探る
第2章 江戸時代の四国遍路
第3章 近代の巡礼者たち
第4章 貧困、差別、行き倒れ
第5章 近代化への道
終章 レジャー化する四国遍路
近世以降の史料を掘り起こし、伝説と史実がないまぜになった四国遍路の実態を解明。千数百キロの行程を歩く巡礼者と、お接待文化を育んだ地域住民。歩くだけでは見えてこない歴史の真実を浮かび上がらせる。
四国四県にちらばる八八の札所。遠く空海の時代にまで起源が遡るといわれる日本最大の巡礼文化の歴史に秘められた、伝説と文化に迫る