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価格:3,300円(本体3,000円+税)
【2019年04月発売】
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【2019年04月発売】
[BOOKデータベースより]
西欧、アジア、そして日本、水と都市の関係は、深くかつ多様である。信仰に、遊興に、産業に、水運に、水との広く多彩な結びつきが都市の文明を支えてきたことが次第に明らかになってきた。古代から近代まで、水の働きを解明することにより、各地の都市の文明の本当の姿がよみがえってくる。世界の都市の文明を支えた水の多彩な様相を見直す。
第1部 聖なる場・遊興の場・畏怖の場としての水辺―アジア・日本の特徴を考える(水辺文化の原点を探る;インドの聖地バラーナシの精神世界;日本における水の神の正体;アジアの聖なる水のみやこ―東南アジアの都城の系譜;地中海世界の信仰と水)
[日販商品データベースより]第2部 水系とテリトーリオ―中世〜近代初期における河川・運河の多様な活用(水系とテリトーリオ理解のための一道具としての水車;水のなかで水に事欠くヴェネツィア―一四〜一八世紀の飲料水・水力・河川管理;シーレ川とヴェネツィア―舟運と水車を使った産業の分布の構造に関する考察;米国北東部の水力工業都市)
第3部 港湾都市の歴史的変遷とその再生(世界の港町に関する発展・衰退・再生のメカニズム比較;ボストン港―基盤整備と活用の四〇〇年;ウォーターフロント開発の変遷と開発を促す要因;ハンブルクの都市形成―河川の景観美と海上貿易が育んだ港湾都市;水都ロンドンの発展・衰退と再生;江戸東京 内港都市から港湾都市へ;港湾都市横浜の形成と現在―波止場・桟橋・埠頭を中心に)
水害などの災害にいくども見舞われながら自然と共生してきた日本やアジアの都市と、技術の力で自然を制御・活用してきた西洋の都市の歴史的発展を比較するだけでなく、都市の背後に拡がる河川を通じた地域ネットワークも研究対象とし、考察する。この新たな視点から、港湾空間の再生や水の都市の未来に向けた可能性が生まれるのではないだろうか。