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[BOOKデータベースより]
明治維新以来の夢であった近代化を達成した後、大正日本は新たな試練に直面していく。デモクラシーの理想を信じた大正日本の栄光と挫折。親米英主義を貫いた外交官の信念と悲哀とは何か。
第1章 新世代の外交官―典型的な平和な時代の真面目な秀才
第2章 アメリカの世紀の始まり―新興日本と新興アメリカが太平洋で遭遇する
第3章 混沌の中国大陸―拙劣を極めた二十一箇条要求
第4章 日英同盟の時代―その時代、英国紳士は日本人の理想だった
第5章 日英同盟の岐路―日本は第一次大戦で同盟強化のチャンスを見逃した
第6章 ロシア革命とシベリア出兵―ロシア革命の余波は日本にも及んだ
第7章 パリ講和会議―同盟国英国の老練な外交が日本を救った
第8章 日英同盟の終焉―「旧外交」と「新外交」の岐路に立たされた幣原の選択
第9章 平和と軍隊―ワシントン軍縮を成功させた加藤友三郎の見識、幣原外交の冴え
第10章 幣原外交の開花―外相に就任した幣原は外交の新機軸を開いた
第11章 潮の変わり目―幣原の協調路線に国民世論は反撥した
第12章 中国統一の気運に直面する田中外交―張作霖爆殺事件はその後の日本に決定的な悪影響を及ぼした
第13章 幣原外交の最後の業績―時流が変わっていく中、幣原は少しも変わらなかった
最終章 幣原外交の終焉―幣原の辞任で日本は対米外交の貴重な資産を失った