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[BOOKデータベースより]
昭和十四年元旦、日本人居留民が激増する中国の上海に日本語新聞が創刊された。その名は「大陸新報」。題字は朝日の緒方竹虎が筆を執り、近衛首相、板垣陸相の祝辞が並ぶ立派な新聞である。この「大陸新報」こそが、帝国陸軍や満州浪人と手を結び、中国新聞市場支配をもくろんだ朝日新聞社の大いなる野望の結晶だった。「正義と良心の朝日新聞」がひた隠す歴史上の汚点を、メディア史研究の第一人者が、半世紀近い真摯な朝日研究の総決算として、あえて世に問う。
朝日新聞社の「汚点」
『大陸新報』の創刊
なぜ軍部が上海で新聞を発行しようとしたのか
なぜ満州浪人の福家俊一が『大陸新報』の社長になれたのか
なぜ朝日が『大陸新報』に足を突っ込んだのか
『大陸新報』の定着
華字紙の世界
朝日新聞の中国への高まる野望
緒方竹虎と影佐禎昭
緒方竹虎と辻政信
特務機関と新聞
太平洋戦争と中国新聞協会の結成
敗戦前の『大陸新報』
敗戦後の大陸新報社
緒方竹虎の蹉跌
ブラック・メディアとしての『大陸新報』