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多発するテロ、移民二世・三世の増加、押し寄せる難民―欧州は今まさに「イスラム化」の危機に瀕している。西欧育ちの若者が、なぜ過激派に共鳴するのか。自由の国フランスで、なぜベールの着用が禁止されるのか。戦後復興の担い手は、いかにして厄介者となったのか。そして、欧州の「自由」と「寛容」は、いかに失われつつあるのか―。長年の現地取材に基づき、欧州を覆う苦悩から、世界の明日を読み解く!
1 過激派志願の若者たち
2 ホームグロウン・テロリスト
3 共存の葛藤
4 立ちはだかる壁
5 シャルリー・エブド事件の衝撃
6 イスラムと欧州政治
多発するテロ、移民2世・3世の増加、押し寄せる難民…。欧州は今まさに「イスラム化」の危機に瀕している。長年の現地取材に基づき、欧州を覆う苦悩から、世界の明日を読み解く。
増え続ける難民、台頭する右派、失われゆく「自由」と「寛容」。欧州が直面する危機と、世界を覆う移民問題を理解するために!