- 桜宵
-
- 価格
- 586円(本体533円+税)
- 発行年月
- 2006年04月
- 判型
- 文庫
- ISBN
- 9784062753692
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ユーザーレビュー (1件、平均スコア:5)
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瑞
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食いしんぼにはたまらない本、で、本編は
美味しさと共に少しばかりの毒が効いています。猟奇的な事件が起こったりすることはないのですが、人の生き死にに結びつくような悪意が根底に見え隠れしています。香菜里屋という場所で語られるものでなかったらものすごく後味の悪いお話になりそうです。当たり障りのないような仮面を付けて物語に登場してくる人が、内面にこんな闇を抱えているというのはかえって恐いことですね。そんな中で表題作の【桜宵】はきらびやかなほどに美しい景色の中で、切ない恋物語を描き上げていてとても心に残るものでした。
[BOOKデータベースより]
一度たずねてみてください。わたしがあなたに贈る最後のプレゼントを用意しておきました―。そう綴られた亡き妻の手紙だけを頼りに、ビアバー“香菜里屋”にやってきた神崎。マスター・工藤が語った、妻がプレゼントに込めた意味とは…。客から持ちかけられた謎の数々を解明かす連作短編集の第2弾。