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[BOOKデータベースより]
なぜ働かなきゃいけないの?「働く」を根本から問い直し、一人一人のかけがえのなさをつかみなおす哲学。労働ばかり称揚する社会を痛烈に批判したアーレントの思想とは。
第1章 ハンナ・アーレントはどんな人だった?(「哲学者」なのか、「思想家」なのか問題;人間への関心;若き哲学研究者として;パワハラ野郎が許せない;『全体主義の起原』;人間のかけがえのなさ;全体主義の亡霊;複数性とは何か?―『人間の条件』へ;『人間の条件』の読みにくさ;思考することと生きることの一致)
[日販商品データベースより]第2章 働くってどういうこと?(「活動的生活」とは何か?;編集者さま、ごめんなさい;どっちが偉いのか?;労働とは何か?;仕事とは何か?;山のなかの碑石;活動とは何か?;奴隷制度を変えた活動;なぜ恋愛リアリティショーは寒いのか;ジャーナリズムの責任;活動的生活の変遷)
第3章 なぜ働かないといけないの?(なんでそんなに労働が重視されるのか?;唐揚げレモン主義;生命は没個性?;哲学カフェの場合;近代における「社会」の誕生;ジョン・ロックの所有論;画一化する社会;労働者の画一化;労働者の自己疎外;マルクスへの批判;最高の価値としての生命;私たちは労働するために生きているのか?)
終章 アーレントと冒険に出よう(企業の社会貢献;遊びとスポーツ暮らしのなかの複数性)
料理をする、仕事をする、語学を勉強する……一生懸命に生きていても、虚しさに囚われるときはある。こんなに頑張って意味ある? 自分の行動は、この世界に何か影響を与えているの? 本書では、多くの人が一日の大半を費やす「働く」という行動に絞り、ハンナ・アーレントの思想に迫る。20世紀のドイツに生まれ、第二次世界大戦下、ユダヤ人差別に苦しみながら、亡命先のアメリカで『人間の条件』を書いたアーレント。現代の私たちが直面する危機とおなじ時代背景の中で誕生した『人間の条件』から、そもそも〈人間の条件〉って何? 空しくない生き方はあるの? と問いながら、アーレントの思想を紐解く一冊。