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田畑書店 ワリス・ノカン 下村作次郎
点
ワリス・ノカンは、原住民としての覚醒以降、台湾原住民の伝統生活や山地の風景、そして近代文明との衝突、さらに原住民族の受難の歴史について、口述歴史やフィールド調査を通じて、さまざまな角度から作品に描いてきた。本書は「蕃刀」をペンに換えて文化出漁/文化出草し、タイヤルの伝統領域における生活を守り、失われゆくタイヤルの誇りを言祝ぐために書かれた猟人の文学である。
第1部 記憶柔和(弔い;最初の狩猟;長い年月のあとのある夕暮れ;タロコ風雲録;悲しい一日;独裁者の涙;野ゆりの秘密;女王の蔑視;失われたジグソーパズル;死神がいつも影のごとく寄りそう)第2部 都市残酷(奥の手;中秋の前;夜の行動;タクシー;小さなバス停の冬;この、もの悲しい雨;希洛の一日;銅像が引きおこした災い;私の小説「先生の休日」;ムハイス;コウモリと厚唇の愉快な時間)第3部 山野漂泊(虹を見たか;タイワンマス;人と離れてひとり暮らす叛逆者、ビハオ・グラス;父)
山で生きてきた。国家など不要だった。都市の残酷に呑みこまれても、猟人の魂は生き延びる。記憶はいつも創造と壊滅の間でつなわたり。だから物語は書かれなくてはならない。ワリス・ノカンの文章が、全球化社会に対する抵抗の線を引く。―― 管啓次郎台湾原住民文学の旗手が描く、都市化された台湾の悲しみ。原住民の誇らしい魂が、都市化の波に呑まれ悲鳴を上げる台湾の現実。真の台湾を知るには避けて通ることのできない作品集。
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[BOOKデータベースより]
ワリス・ノカンは、原住民としての覚醒以降、台湾原住民の伝統生活や山地の風景、そして近代文明との衝突、さらに原住民族の受難の歴史について、口述歴史やフィールド調査を通じて、さまざまな角度から作品に描いてきた。本書は「蕃刀」をペンに換えて文化出漁/文化出草し、タイヤルの伝統領域における生活を守り、失われゆくタイヤルの誇りを言祝ぐために書かれた猟人の文学である。
第1部 記憶柔和(弔い;最初の狩猟;長い年月のあとのある夕暮れ;タロコ風雲録;悲しい一日;独裁者の涙;野ゆりの秘密;女王の蔑視;失われたジグソーパズル;死神がいつも影のごとく寄りそう)
[日販商品データベースより]第2部 都市残酷(奥の手;中秋の前;夜の行動;タクシー;小さなバス停の冬;この、もの悲しい雨;希洛の一日;銅像が引きおこした災い;私の小説「先生の休日」;ムハイス;コウモリと厚唇の愉快な時間)
第3部 山野漂泊(虹を見たか;タイワンマス;人と離れてひとり暮らす叛逆者、ビハオ・グラス;父)
山で生きてきた。国家など不要だった。都市の残酷に呑みこまれても、猟人の魂は生き延びる。記憶はいつも創造と壊滅の間でつなわたり。だから物語は書かれなくてはならない。
ワリス・ノカンの文章が、全球化社会に対する抵抗の線を引く。―― 管啓次郎
台湾原住民文学の旗手が描く、都市化された台湾の悲しみ。原住民の誇らしい魂が、都市化の波に呑まれ悲鳴を上げる台湾の現実。真の台湾を知るには避けて通ることのできない作品集。