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[BOOKデータベースより]
「帝国臣民タル男子」の義務である兵役を拒まれた非国民―徴兵検査で丙種合格になった作家、ハンセン病のために徴兵されなかった病者、さまざまな手段で徴兵を拒否した者。戦時下の非国民の短歌や小説を解読して「地面の底が抜けた」疎外感と自己喪失感の表現、そこから生じる逆説的な国民意識をたどる。
第1部 非国民文学論(いのちの回復;“国民”を照射する生―ハンセン病療養者;“幻視”という生―明石海人;“漂流”という生―『詩集三人』と『笹まくら』;パラドクシカルな“国民”)
[日販商品データベースより]第2部 “歌聖”と“女こども”(明治天皇御製をめぐる一九四〇年前後(昭和十年代);仕遂げて死なむ―金子文子と石川啄木)
ハンセン病を理由に徴兵されなかった病者、徴兵検査で丙種合格になった作家、さまざまな手段で徴兵を拒否した者――。総動員体制から排除された戦時下「非国民」の短歌や小説を読み込み疎外感と喪失感を腑分けし、そこから生じる逆説的な国民意識を解明する。