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価格:4,620円(本体4,200円+税)
【2014年02月発売】
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【2014年02月発売】
[BOOKデータベースより]
大正から昭和初期、モダニズムと大衆文化の時代―。新聞や雑誌、ラジオ、レコードなどのメディアを介して、文学とスポーツはそれぞれの最前線で交錯した。レトリックと身体が衝突し、神話とアスリートが握手をかわす“文学とスポーツのアリーナ”を物語や表象などから多面的に分析する。現代に続くスポーツをめぐる文化の配置図のルーツは、ここにこそある。
スケートリンクの沃度丁幾―山口誓子『凍港』の連作俳句について
[日販商品データベースより]時を忘れる愉楽―疑似ゴルフに人々が抱いた夢想
“肉体”におびえるとき―モダニズム前夜のスポーツ小説として『友情』を読む
声の複製技術時代―“スポーツ空間”と複合メディア状況
ゴムボールを手にした子供たち―「少年倶楽部」に見る野球
テニス文芸のレトリック―田中純と月刊「テニスファン」
変奏される“身体”―女子スポーツへのまなざし
水際のモダン―身体と欲望の劇場へ
「わたし」と「わたしたち」の狭間―「走ることを語ること」の意味
スポーツしない文学者―祭典の熱狂から抜け落ちる「オリンポスの果実」
大正から昭和初期、モダニズムと大衆文化の時代。 新聞や雑誌、ラジオ、レコードなどのメディアを介して、文学/レトリックとスポーツ/身体が交錯した諸相をたどり、〈文学とスポーツのアリーナ〉を物語や表象などから多面的に分析する。