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- 社会は笑う 増補版
-
ボケとツッコミの人間関係
青弓社ライブラリー 76
- 価格
- 1,760円(本体1,600円+税)
- 発行年月
- 2013年07月
- 判型
- B6
- ISBN
- 9784787233592
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[BOOKデータベースより]
テレビにみられる「ボケ」と「ツッコミ」と「フリ」をキーワードにさまざまな笑いの形態を詳細に考察し、主観と客観を巧みに交差させながら笑いに対する介入と放置を繰り返す送り手と受け手の意識構造を浮き彫りにして、「なんでもあり」の感覚を共有することで成立している、笑いを媒介にしたコミュニケーションの社会性を分析。M‐1、ひな壇、女性芸人といったゼロ年代のお笑い状況からテレビと日常的現実が混然となった社会でのコミュニケーション形式を解析する増補決定版。
序章 「観客」と「視聴者」
[日販商品データベースより]第1章 マンザイ的「笑い」の誕生―マンザイブームをめぐって
第2章 「仲間」空間と「笑い」
第3章 「笑い」が「感動」に変わるとき
第4章 現代日本社会と「笑い」
終章 「笑う社会」の行方
補論 その後の十年―「芸人」たちの二〇〇〇年代
マンザイブーム以降のテレビ的笑いの変遷をたどり、条件反射的な笑いと瞬間的で冷静な評価という両面性をもったボケとツッコミの応酬状況を考察し、独特のコミュニケーションが成立する社会性をさぐる。2002年刊の底本にゼロ年代の特徴を増補する決定版。