- 「ジェンダー」の危機を超える!
-
徹底討論!バックラッシュ
青弓社ライブラリー 45
- 価格
- 1,760円(本体1,600円+税)
- 発行年月
- 2006年08月
- 判型
- B6
- ISBN
- 9784787232625
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[BOOKデータベースより]
男女平等や性の自己決定、それらを支える社会制度の設計を推進してきた概念であるジェンダーに対して、誤解や曲解に基づく攻撃=バックラッシュが全国で巻き起こっている。「男らしさ/女らしさ」を基盤に、性別役割の非対称な権力構造を固定化させるのが狙いである。これに反撃するシンポジウムには、江原由美子や井上輝子、若桑みどりら研究者を筆頭に、学校教員・弁護士・政治家・女性団体・市民が集まり、バックラッシュの現状を報告しあい、概念としてのジェンダーをめぐる徹底討論がおこなわれた。その成果をもとに、上野千鶴子や鶴田敦子、加納実紀代、舘かおるらも寄稿し、バックラッシュの反動性を批判し、ジェンダー概念の深化をさぐる。
「渦中の人」から
[日販商品データベースより]第1部 「ジェンダー」をめぐるポリティクス(ジェンダー概念の有効性について;「ジェンダー」「ジェンダーフリー」の使い方、使われ方;バックラッシュの流れ―なぜ「ジェンダー」が狙われるのか;「現場」からの声;言葉を力に―市民と行政と学界のはざまで;ことばは生きている、あるいは、よろよき相互理解のために)
第2部 「ジェンダー」の何が問題なのか―3.25シンポジウム全体討議
第3部 バックラッシュに抗うまなざし(フェミニストの一部がどうしてジェンダーフリー概念を避けるのか;トランスジェンダーからの撹乱的問いかけ、ジェンダー概念再考;ジェンダーフリー・バッシングと「日本の伝統」;ジェンダーフリー教育が意図したもの;「国家とジェンダー」を問う;学習・思想をめぐる市民と行政)
バックラッシュに反撃する! 男女平等や性の自己決定を主張し市民権を得ているジェンダーという概念に対して、全国で曲解や歪曲に基づく批判=バックラッシュが巻き起こっている。それらの反動性を徹底的に批判し、ジェンダー概念の深化を探る。