- 「徳川禁令考」から読み解く江戸庶民の暮らしと文化
-
雄山閣
廣瀬尚美
- 価格
- 4,400円(本体4,000円+税)
- 発行年月
- 2022年03月
- 判型
- A5
- ISBN
- 9784639028055

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[BOOKデータベースより]
“禁令”からみた江戸庶民生活の実相。
第1章 江戸庶民への禁令とその解説(江戸前期(慶長〜延宝年間/一五九六〜一六八一年)の禁令と解説;江戸中期(天和〜天明年間/一六八一〜一七八一年)の禁令と解説 ほか)
[日販商品データベースより]第2章 「徳川禁令考」にみる江戸の庶民生活への禁令についての考察(江戸前期の禁令について;江戸中期の禁令について ほか)
補章(1) 江戸時代こぼれ話(江戸時代の文字遊びと判字絵;江戸時代の豪商 ほか)
補章(2) 江戸庶民風俗メモ―豊泉益三著『近代世態風俗誌』より
補章(3) 口絵「東錦絵 江戸自慢 三十六興」全点解説
〈禁令〉からみた江戸庶民生活の実相
「徳川禁令考」を見ると、驚くほど、数多くの、細かい禁止令が生活全般に亘って出されたことに驚く。(中略)同じような内容の禁令が度々出されていて、同じ月に同じような主旨の禁令が繰り返されたり、「以前にも申し渡したが…」と、断って、数年前と同じ内容の「触」が出されたりしている。幕府の焦りというか、意気込みが感じられる。(「はじめに」より)
ロバート キャンベル「刊行に寄せて」より
『徳川禁令考』とは、明治初期から司法省で編纂された幕府の史料集であり、朝廷から諸大名、農工商、外国などの分類に分けられている。本書の著者は、一冊にまとめられている「庶民に関する禁令」を江戸初期から幕末までの時代順に並べ、簡潔にして要を得た解説を加え、通覧できるように整理しておられる。(中略)確かに、かつては回避すべきこととして在った事象を知ることで歴史に近づき、歴史から多くを学ぶことができるのである。