[BOOKデータベースより]
美しい木造建築を長く安全に使い続けるために。建物の部位ごとに、注意すべきポイントをわかりやすく解説。水分・湿気に強い設計の基本/腐朽・蟻害の早期発見方法/集成材・CLTの耐久性能etc.
第1章 中大規模木造建築物の現況と耐久性(耐久性の観点から見た中大規模木造建築物の現況;本書のねらいと扱う構法・耐久性の範囲)
第2章 中大規模木造建築物の劣化実態と原因(木造建築物の劣化の特徴;公共施設を中心とした中大規模木造建築物の劣化実態と原因 ほか)
第3章 中大規模木造建築物の耐久設計の基本と要点(耐久設計の基本;耐久設計の四つのポイント ほか)
第4章 中大規模木造建築物の維持保全(維持保全の基本的考え方;木造建築物で維持保全がとくに必要となる部位 ほか)
第5章 中大規模木造建築物の維持保全の実際(維持保全実施上の手順とポイント;木部腐朽の維持保全 ほか)
長持ちする木造建築を実現するためのポイントをまとめた1冊!
本書では、さまざまな劣化原因から建物の安全性と美観を守る耐久設計と維持保全の要点を、部位や部材、劣化の種類ごとにくわしく解説しています。
近年増えている中大規模の木造建築物に特化した内容であり、市庁舎や学校施設、屋内プールなどの豊富な事例が、写真とともに紹介されています。
さらに、新しい建築材料の特徴や、各種劣化現象のメカニズムなど、より深く知るための技術情報や調査・実験結果が多数掲載されています。
〈本書の内容の一部〉
・水分と湿気が作用する各部位の設計上の原理・原則。
・腐朽やシロアリによる被害を早期発見するための点検方法および対応措置。
・集成材・CLTなどの木質材料や、保存処理された木材の耐久性能。
・木材と鋼材などの異種材料の接合部で生じる問題と維持保全方法。
木造施設の設計、施工ご担当の方だけでなく、管理ご担当の方も必携のガイドです。
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