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[BOOKデータベースより]
国連PKOに代表される国際平和活動は、冷戦終結後、国連だけでなく欧州連合やアフリカ連合といった地域組織も積極的に関わるパートナーシップ国際平和活動を展開するようになった。それでは、この新たな国際平和活動はどのように展開されてきたのか?その性質はどのようなものなのか?そして、それが抱えるジレンマとはいったい何なのか?本書ではこれらを分析することで、自由民主主義の普遍化と安全保障の重層化という21世紀の国際社会のすがたも浮かび上がらせる。
序論 なぜ今、パートナーシップ国際平和活動なのか?
[日販商品データベースより]第1部 パートナーシップ国際平和活動の展開(パートナーシップ国際平和活動の萌芽;パートナーシップ国際平和活動の発展)
第2部 パートナーシップ国際平和活動の性質(パートナーシップ国際平和活動の制度的・規範的枠組み;パートナーシップ国際平和活動が前提とする国際社会の秩序)
第3部 パートナーシップ国際平和活動のジレンマ(自由主義的平和構築のジレンマ;国際安全保障とパートナーシップ国際平和活動のジレンマ)
結論 変動する国際社会の中のパートナーシップ国際平和活動
価値観が普遍化し、安全保障が厳しさを増す中で、国際平和活動はどのよう進化してきたのか。国際社会のいまの姿をも照らし出す。
国連PKOに代表される国際平和活動は、冷戦終結後、国連だけでなくEUといった地域組織も積極的に関わるパートナーシップ国際平和活動を展開するようになった。本書では、この新たな国際平和活動の実態と性質を明らかにして、自由民主主義の普遍化と安全保障の重層化という国際社会の変動をも浮き彫りにしていく。