本・コミック: 文豪と感染症/永江朗:オンライン書店Honya Club com

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文豪と感染症

１００年前のスペイン風邪はどう書かれたのか
朝日文庫　な５４ー１

価格: 748円（本体680円＋税）
発行年月: 2021年08月
判型: 文庫
ISBN: 9784022650009

内容情報
[BOOKデータベースより]

１００年前、日本の文豪たちは２０世紀最大の感染症・スペイン風邪に直面していた―。病に暴された芥川龍之介は辞世の句を詠み、菊池寛はマスクを憎悪し、与謝野晶子はソーシャルディスタンスを訴える！？現況と重なる感染症の記録を日記から小説まで収録。

書簡（芥川龍之介）
「秋田雨雀日記」より（秋田雨雀）
感冒の床から（与謝野晶子）
死の恐怖（与謝野晶子）
「つゆじも」より（斎藤茂吉）
「断腸亭日乗」より（永井荷風）
十一月三日午後の事（志賀直哉）
流行感冒（志賀直哉）
途上（谷崎潤一郎）
神の如く弱し（菊池／寛）
マスク（菊池寛）
伸子（宮本百合子）
嚔「女婿」より（佐々木邦）
風邪一束（岸田國士）

[日販商品データベースより]

100年前に日本を襲ったスペイン風邪は感染者数２千万人以上、死者は45万人とも言われる。芥川・与謝野晶子・荷風・志賀直哉・谷崎…新型コロナの出口が見えない今、あらためて文豪たちが描いた現実から学ぶものがあるのではないか。文庫オリジナル・文学アンソロジー。（解説・岩田健太郎）

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