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[BOOKデータベースより]
人生とは儚いものです。人とは孤独な存在です。わたしはこれまで、誰といても孤独でした。かつて裏切られた親友から届いた、余命を告げる一通のメール。アメリカ、京都、そしてアイスランド―。ザ・バンドの音楽にいざなわれた、過去と向き合う、切なくも美しい赦しの旅が始まる。名手がつむぐ4年ぶりの書き下ろし恋愛長篇!
[日販商品データベースより]恋愛小説の名手がつむぐ、4年ぶりの書き下ろし長編小説!
かつて裏切られた親友から届いた「死に際のメール」。アメリカ、京都、そしてアイスランド──。過去と向き合う、切なくも美しい赦しの旅が始まる。
ニューヨーク州の片田舎で夫と娘と穏やかに暮らす小説家・永遠子。ある夏の日、ラジオから流れてきたザ・バンドの「Tears of Rage」が、封じ込めていた記憶の扉を開けた。京都で暮らしていたときの若かりしころの恋人・凪、そしてその恋を奪った親友・弥生。ある日届いたのは、弥生からの、余命を告げる一通のメールだった。
〈人生とは儚いものです。人とは孤独な存在です。これまで、誰といっしょにいても、孤独でした〉──その言葉に誘われ、永遠子は過去と向き合う旅へと向かう。行き先は、弥生がメールに「凪はそこにいる」と書き記していた最北の地・アイスランド。人生の“最後のワルツ”を奏でるように、過去の痛みと記憶に手を伸ばし、永遠子は「語られなかった愛」と「語りたくなかった罪」と向き合う。記憶の彼方から立ち上がる、哀しくも美しい恋の物語。
【小手鞠るいさんからのコメント】
たった一度でも、すり切れるほど激しく、ひとりの人を愛した記憶があれば、たとえその人といっしょになれなくても、人は残りの人生を幸せに生きていける。この小説を書き上げたとき、世の中にはこんな恋愛もあるのだと知りました。