- 偶像の黄昏/アンチクリスト
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白水Uブックス/思想の地平線 ニーチェ・コレクション 1140
- 価格
- 1,980円(本体1,800円+税)
- 発行年月
- 2025年04月
- 判型
- B6
- ISBN
- 9784560721407
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[BOOKデータベースより]
「私はアスクレピオスに雄鶏一羽の借りがある」―ソクラテスよりはじまる〈死〉に魂の救済を求める思想を否定し、イデア論的な〈理想の世界〉を否定し、目の前にある〈現実〉といままさに生きる〈身体〉の価値を問い直す。『悲劇の誕生』から『ツァラトゥストラはこう語った』へと至るニーチェ思想の全体を描いた最晩年の重要作品。
偶像の黄昏―あるいは人はいかに鉄槌をもって哲学するか(序言;箴言と矢;ソクラテスの問題;哲学における「理性」;いかにして「真の世界」がついに作り話となったか;反自然としての道徳;四つの大きな錯誤;人類の「改良家」たち;ドイツ人に欠けているもの;ある反時代的人間の逍遙;私が古人に負うているもの;鉄槌は語る)
[日販商品データベースより]アンチクリスト―キリスト教呪誼(遺された著作より)(序言;キリスト教に反抗する律法)
「私はキリスト教に有罪の判決を下す。」
「私以前にはいかにいっさいの物事が逆立ちしていたかについて、手取り早く知りたいと思う方がいたら、まずこの本から取り掛かって頂きたい」(『この人を見よ』より)
「ニーチェは歴史を頭から否定し、またいちばん最後から否定する」(吉本隆明、本書解説より)
ニーチェ最晩年に書かれ、彼の否定の系譜をたどる二作品を収録。キリスト教世界における神、真理、道徳、救済を否定し、ソクラテス、プラトン、カントを否定し、いま生きる現実と身体の価値を見つめなおす、いわばニーチェによるニーチェ思想の概説書。
一九九一年「イデー選書」より吉本隆明の解説を再録し、三島憲一書き下ろしの解説を追加し、ニーチェの入門書としても読むことができる一冊。