- 鳥たちの横切る空
-
辻邦生短篇選集 Ombre
中央公論新社
辻邦生 堀江敏幸
- 価格
- 2,970円(本体2,700円+税)
- 発行年月
- 2025年09月
- 判型
- A5
- ISBN
- 9784120059469

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[BOOKデータベースより]
大戦の傷痕残るフランス小都市で、姿なき敵を探索する砂漠で、スペイン内戦下の国境の村で―。ひたすらに真実を求める生の陰翳を描き出す六篇。
[日販商品データベースより]第二次大戦の癒えぬ傷を抱く学生たちの一夏を描く初期作品から、晩年の知的企みに満ちた意欲作まで。ひたすらに真実を求める人生の陰翳を描き出す精選六篇。生誕一〇〇年記念出版。全二巻。
今回、生誕一〇〇年を記念して、この膨大な作品群から四六判二巻本のアンソロジーを編むことになった者としてみずからに課したのは、
できるだけ幅広い時期から選出すること、執筆時期や舞台が異なっても相通じる要素のある作品を二作ずつ組んで流れをつくり、その色合いと感触で陰と陽にふりわけることだった。
最初にお届けする本書『鳥たちの横切る空』に翳り「Ombre」、次巻の『竪琴を忘れた場所』に明るみ「Lumiere」と副題を付けたのはその結果である。
(堀江敏幸「空に織り込まれること――『鳥たちの横切る空』解説にかえて」より)
(目次から)
洪水の終り
聖堂まで
献身
探索者
叢林の果て
鳥たちの横切る空
空に織り込まれること――『鳥たちの横切る空』解説にかえて(堀江敏幸)