[BOOKデータベースより]
男おいどん 第5巻 昭和ノスタルジーの決定版!!豪華愛蔵版。大いなる、男の“大四畳半物語”大完結!?あの“無限大印メガネ”が…“守り神”が…
「サカナ風呂」
「サクラの花しらく日 おやじは来た」
「全裸は全裸 予定は予定」
「おいどんの春」
「フロいらず四畳半」
「ああ 復学大パーティー」
「お骨と食事の物語」
「メガネと未来は無限大印」
「虫机の惨劇」
「人造大停電」
「愛の新ズボン」
「わが青春の白ズイカ」
「恐怖の美術展」
「大バーサンの歌悲し」
「また ひとりだけの夜が来る」
「大いなる四畳半は語らず おいどんは男の旅に出た」
「特別編 はるかなる第2前世紀 おいどんの地球」
「特別編2 元祖・男おいどん」
「特別編3 聖サルマタ伝」
「特別編4 螢の泣く島」
さらば青春の下宿館!大四畳半よ永遠なれ!
念願叶って、夜間高校に再入学を果たした昇太。
通学出来るようになったとはいえ、赤貧にあえぐ日々は変わらず、
下宿館のおばさんや下宿に住む人々、紅楽園のおやじに助けられてばかり。
そんな下宿館。
老朽化がすすみ、多少の修繕ではどうしようもならない状態に。
昇太の知らないところで、他の住人達は引っ越す相談を始めていた。
「家がボロなんだから、でていかれてもしょうがない」と、
寂しく微笑む下宿館のおばさん。
土砂降りの中、泣きながら屋根の修繕をするおばさんを見た昇太は、
励ますために紅楽園のおやじからバイト代を前借りし、
たまった家賃を手渡す。
紅楽園のおやじも食べ物持参で激励に駆けつけ、
おばさんの部屋で大宴会が始まる。
だが下宿館には、いつもと違う雰囲気が…
「私から連載を終わらせてほしいとお願いした唯一の作品」と語った松本零士。
このまま描き続けると、たどりつく結末は2つあるが、
どちらを選んでも本意ではないと、苦悩したという。
最終話は、いろいろな意見があるかもしれない。
だが、このラストシーンだからこそ良かったというファンも多い。
ぜひ、その内容をご確認いただきたい。
【編集担当からのおすすめ情報】
最終話は、何度読んでも胸が苦しくなります。
名脇役・トリさんが、切なく愛らしく描かれています。
普段は無関心のくせに、その日だけは自分から昇太にすりよっていく。
なでられて、ゴロゴロと喉を鳴らす。
涙を溜めて、後ろからおばさんを抱きしめる。
サルマタにくるまって、静かに主の帰りを待つ。
ほんの数ページしかありませんが、
このトリさんの描写が、
松本先生のすごさだと感じています。
特別編の「おいどんの地球」「元祖・男おいどん」「聖サルマタ伝」も必読です。
『男おいどん』のその後のようなストーリーなので、
連載終了後に描いたと思いきや、
実は最終回の1年近く前に描かれていた作品でした。
こんな設定をさりげなく描く、松本先生の力量にただただ驚くばかりです。
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