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[BOOKデータベースより]
寡黙にして苛烈なイースの従者となったアベル。ハイワンド家の令嬢カチェまで任務に加わり、厄介な問題に悩みながらも充実した日々を過ごしていた。しかし、ついに宿敵たる王道国はハイワンド領を目指して王族連合軍団を集結させた。悪鬼ガイアケロンや戦姫ハーディアが攻め込んでくる!かつてない大規模な決戦を前に、アベルは伯父にして騎士団団長であるベルルから単独で敵陣に飛び込む「死に番」を命じられる。たった一人で、虐殺を楽しむ傭兵団の前に立ち塞がるアベル。心から湧き上がる激しい憎しみ。脳裏に浮かぶのは前世で殺した父の顔だった。神などいない。いたとしても役に立たなすぎだ。「あいつら、ぶっ殺してやる!」殺意が全てを塗りつぶしていく。男の心の内に潜む、獰猛な獣が目を覚ます―!