- AI倫理
-
原理、挑戦、そしてチャンス
東洋経済新報社
ルチアーノ・フロリディ 藤本一勇 NTTデータ・コンサルティング・イニシアティブ- 価格
- 3,740円(本体3,400円+税)
- 発行年月
- 2026年06月
- 判型
- 四六判
- ISBN
- 9784492558669
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[BOOKデータベースより]
「社会善としてのAI」とは何か。デジタル倫理・情報哲学の世界的権威が、AIと共存するための社会構想と行動基準を提示する。
第1部 AIを理解する(過去―AIの誕生;現在―知能ではなく、新しい形のエージェンシーとしてのAI;未来―AIの予想される発展)
[日販商品データベースより]第2部 AIを評価する(AIの倫理原則の統一的な枠組み;原則から実践へ―非倫理的であることのリスク;ソフト倫理とAIガバナンス;アルゴリズム倫理のマッピング;悪しき実践―AIの社会的悪用;グッドプラクティス―社会善のための適切なAI利用;よいAI社会を実現するために―いくつかの提言;ギャンビット―気候変動へのAIインパクト;AIと国際連合の持続可能な開発目標;結論―グリーンとブルー)
「社会善としてのAI」とは何か
米イェール大学デジタル倫理センター教授の世界的権威が、
AIと共存するための社会構想と行動基準を提示する。
これまでAIを含むデジタル技術に関する経営者の関心は、それらをいかに活用して利益を最大化し、ビジネスを成長させるかにありました。人材や組織をどう見なおし、変革を定着させるかも重要なテーマでした。しかし、日々高度化するAIは、私たちにより本質的な問いを投げかけています。
「AIは人間の価値観や社会の秩序をどのように変えていくのか?」
「企業は、変化する社会においてどのような役割を果たしていくべきか?」
「人間とAIの共生において、人間らしさとは何か、そしてそれをどう守るのか?」
「急速に進歩する技術に対して、私たちはどのような原則をもって対処すべきか?」
こうした問いに向き合うことが、いまや不可欠になっています。
私自身、AI導入やデジタル変革を進めるなかで、AIガバナンスやデジタルレギュレーションに関する判断軸の必要性を痛感してきました。AIの回答の透明性や説明責任、アルゴリズムのバイアス、個人情報の扱い、そして社会や環境への長期的影響――これらは技術や経済の視点だけでは十分ではありません。「人間とAIの関係」における、哲学的な視点が不可欠なのです。(「訳者まえがき」より)