[BOOKデータベースより]
問い、葛藤、回復…女性の内的変容のプロセスを読み解きながら、語り得ぬ感情、夢、イメージ…女性の心理療法に必要な視点を探っていく。現代を生きる女性は、いかにして自らの内的世界を理解し、語り、本来の自己と出会っていくのか。
第1章 “たましい”を抱く―身売りのテーマと女性のたましい(本番教育カウンセリングの枠組み;本番教育カウンセリングの実際;総合考察(現在の視点から);おわりに(現在の視点から))
第2章 女性の心理発達と「からだ」の徴(しるし)―心理的成熟と関係性をめぐる臨床的考察(女性の生涯発達研究における独自性;女性のセクシャリティとしての「からだ」;女性の「からだ」におけるイニシエーション;「こころ」「からだ」「関係性」)
第3章 心理的危機と回復へのプロセス―中年期女性のアイデンティティの再構築(目的;事例;考察;女性の心理発達モデル―身体性・関係性・物語性をめぐって)
第4章 自己と内的世界との再統合―対自的コミュニケーションと心的水準の検討(事例の経過と考察;クライエントの対自的コミュニケーションの促進―心的水準に注目して;対自的コミュニケーションの様相と治療者の役割)
第5章 “夢”に現れた内的可能性の萌芽―25年間「ドアの内側」にいた女性の心理療法を通して(事例;考察)
現代を生きる女性は、いかにして自らの内的世界を理解し、語り、本来の自己と出会っていくのか。その変容のプロセスを、「こころ」「からだ」「関係性」という3つの視座を手がかりに、心理臨床事例と理論的考察の双方から読み解きながら、言葉による語りにとどまらず、語り得ぬ感情、夢やイメージといった非言語的要素が変容のプロセスにおいて果たす役割を検討することで、女性の心理療法に必要な視点を探っていく。
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