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[BOOKデータベースより]
松谷遼平は会社の懇親会で8歳下のアルバイト・隠善つくみと初めてまともに話すと、むかしからの知り合いのような奇妙な感覚に襲われる。―この人は、俺に会いに来たんじゃないかな…。異常とも思える人と人との奇縁、土地の記憶の連環―。「自分とは何者なのか」を追求しつづける白石文学の金字塔!
[日販商品データベースより]31歳の松谷遼平は会社の懇親会で8歳下のアルバイト・隠善つくみと初めてまともに話すと、奇妙な感覚に襲われる。……この人は俺に会いに来たんじゃないか? 遼平は幼少期、生死の境を彷徨ったことがある。その記憶とつくみとが不思議と〓がってくる。遼平がつくみと結婚すると、別れた恋人の友莉が失踪してしまう。その捜索によって知った関係者の出自や記憶が大分のある地域に奇妙に収斂し、人間関係が因縁めいた連環の形となっていく。やるせなさ、ずるさ、だらしなさが随所に描かれながら、どこまでも澄んだ読み心地がする物語。