- アートはわかってくれない
-
現代美術はスフィンクスをめざす
TH SERIES ADVANCED
- 価格
- 2,750円(本体2,500円+税)
- 発行年月
- 2025年04月
- 判型
- 四六判
- ISBN
- 9784883755509
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価格:410円(本体373円+税)
【2023年10月発売】
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現代美術はスフィンクスをめざす
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【2023年10月発売】
[日販商品データベースより]
アートは信号機じゃない。「謎」だ!
いざ、美術的大冒険へ!
怪獣、関西ニューウェーブ、鬼畜、kawaii、アール・ブリュット、もの派、
森村泰昌、ヤノベケンジ、デヴィッド・リンチ、Chim↑Pom、草間彌生、
李禹煥、デュシャン、中原浩大、ウィリアム・ケントリッジ……
縦横無尽な冒険によって辿り着いた
「作品」の「正体」とは…?
=====
アートとは信号機なのか。
メッセージを素早く読み取った方が勝ちの早押しクイズなのか。
アートはむしろ、不透明さがあり、謎を含み持つからこそ成り立つのだ。
アートがもっと身近になる! 接し方が変わる!
サブカルなどにも立ち寄りつつ、
樋口ヒロユキがいざなうアートの面白さと、その正体。
スリリングで刺激的なアート論!
=====
「思った通りに作れないこと」「思ったように伝わらないこと」
「うまく読み取れない部分があること」、
つまり制作や受容の過程で生じる不透明な謎こそが
「作品」の成立する条件なのだ。
「作品」はテレパシーのように意味を送り合う信号機ではない。
逆にスフィンクスのように、永遠に謎を投げかけてくるものなのである。
〓〓〓〓〓
◎目次
第1章 聖杯探究譚 失われたアート
第2章 怪獣、幻想、反芸術――60年代
第3章 関西ニューウェーブの輝き――80年代
第4章 商業画廊、ガーリー、鬼畜――90年代
第5章 具象、オタク、kawaii、日本――ゼロ年代(一)
第6章 ゴシック・ロリータの地下水脈――ゼロ年代(二)
第7章 政治と芸術、深さと遅さ――10年代(一)
第8章 増殖、ルール、アール・ブリュット――10年代(二)
第9章 「もの派」と出会って――70年代
第10章 SUNABAギャラリーの船出――2015年
第11章 作品とは何か 現代美術はスフィンクスをめざす
第12章 コンセプトとは何か(1) 西洋美術とコンセプト
第13章 コンセプトとは何か(2) 帰納的コンセプト
第14章 可能世界の中原浩大
第15章 ウィリアム・ケントリッジ《時間の抵抗》
第16章 アートの正体、そして提言