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- 昏色の都
-
国書刊行会
諏訪哲史
- 価格
- 3,960円(本体3,600円+税)
- 発行年月
- 2024年04月
- 判型
- 四六判
- ISBN
- 9784336075963
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[BOOKデータベースより]
低い冬の陽が平原を黄金に透き、雲と地平、幾百年変わらぬ廃都ブリュージュの翳を紅に焦がし、日々わたしの眼裏に燃え落ちゆく。高踏的、唯美的、反時代的な、幻想文学の金字塔。
[日販商品データベースより]昏色に彩られし悪魔の文業――
芥川賞に輝いた第一作以来、作品ごとに文体を変幻させてきた《小説狂》作家による
高踏的、唯美的、反時代的な、幻想文学の金字塔!!
《狂躁の夜、悪魔の筆を藉り、これらの小説は書かれた》
初出時の3倍に改稿された耽美的・象徴主義的な表題作「昏色(くれいろ)の都」170枚に、極限地の中洲でただ独り夢現のあわいを行き惑う幻想紀行譚「極光」、零落散逸した古漫画の記憶に遠い幼少期を幻視する瘋狂小説「貸本屋うずら堂」の2編を併録。文体や世界観を全く異にする鏤刻の3編。《夜ごと悪魔の筆が紡がせた》畢生の記念碑的小説集。
――低い冬の陽が平原を黄金に透き、雲と地平、幾百年変わらぬ廃都ブリュージュの翳を紅に焦がし、日々わたしの眼裏に燃え落ちてゆく――