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[BOOKデータベースより]
ナチ・ドイツの犠牲者か、ホロコーストの協力者か。世紀末ウィーンを支えた一八万人ものユダヤ人社会は、第二次世界大戦が終わった時、消えてなくなっていた。アイヒマンを出世街道に押し上げた「ウィーン・モデル」は、いかにしてかくも苛烈なユダヤ人追放を可能にしたのか。オーストリアにおいて、ホロコーストはいかにして起こり、また、いかにして「克服」されたのか。犠牲と加害のはざまを揺れ動いたオーストリアの近現代史を、戦前の反ユダヤ主義から戦後の歴史政策も含めて描ききる。
第1部 オーストリアの反ユダヤ主義(近代的反ユダヤ主義言説の形成;両大戦間期オーストリアの反ユダヤ主義;ユダヤ人社会の政治的孤立と窮乏化)
[日販商品データベースより]第2部 ホロコースト(エクソダス;移住から移送へ)
第3部 二つの顔を持つ国(オーストリアの戦後補償;オーストリアの歴史政策)
冷戦後の史料公開や研究の深化により、ホロコーストの「傍観者」=現地社会の加害の面が明らかになった。世紀末ウィーンに一八万人いたユダヤ人の苛烈な追放を可能にしたものは何か。多民族帝国から近代国民国家への激震の中、被害と加害のはざまを揺れ動いたオーストリアのホロコーストを、戦後の歴史政策も含めて描き直す