貸本屋とマンガの棚

ちくま文庫　たー３８ー４

筑摩書房
高野慎三　

• 価格: 990円（本体900円＋税）
• 発行年月: 2022年08月
• 判型: 文庫
• ISBN: 9784480438386

内容情報

[BOOKデータベースより]

６０数年前、人々は貸本屋から本を借りて読むことが、ささやかな娯楽だった。とくに貸本マンガと呼ばれる作品群は、子どもや若い労働者たちの心をつかんだ。そのなかには若き日の白土三平、つげ義春、さいとう・たかを等の作品があった。戦後社会のあだ花のように咲いた貸本文化の全貌に迫る！『貸本マンガと戦後の風景』を改題・文庫化。

第１章　貸本マンガの誕生まで
第２章　貸本マンガの隆盛
第３章　貸本マンガ・一九六〇
第４章　貸本マンガ　衰退期の光芒
第５章　貸本マンガと新宿・十二社と
第６章　貸本マンガと戦後大衆文化
第７章　貸本マンガの「場所」

[日販商品データベースより]

若き水木しげる、白土三平、つげ義春らが活躍した貸本マンガ界。読者、作家、そのすべてが独自の世界をもった貸本業界の全貌に迫る。解説　宮本大人60数年前、人々は貸本屋から本を借りて読むことが、ささやかな娯楽だった。とくに貸本マンガと呼ばれる作品群は、子どもや若い労働者たちの心をつかんだ。そのなかには若き日の白土三平、つげ義春、さいとう・たかを等の作品があった。戦後社会のあだ花のように咲いた貸本文化の全貌に迫る！『貸本マンガと戦後の風景』を改題・文庫化。単行本版解説再録　梶井純文庫版解説　宮本大人