[BOOKデータベースより]
戦前の海上保安は日本海軍が主に担った。海軍消滅後の昭和23年、海上保安庁は軍隊的機能を海上保安庁法第25条で否定されて発足した。しかし、昭和25年の朝鮮戦争では海上保安庁特別掃海隊が極秘裏に出動した。旧海軍軍人は海上保安庁を解体して海上公安局を設置し、予備海軍化を目指したが、複雑な政治情勢と吉田路線の下で失敗に終わった。
第1章 戦前から戦中の海軍による海上保安
第2章 海軍に代わる海上保安機関の構想
第3章 海上保安庁の創設
第4章 朝鮮戦争時の海上保安庁の機雷掃海
第5章 海軍再建構想とY委員会
第6章 海上保安庁の解体と保安庁海上公安局の設置
第7章 海上自衛隊と海上保安庁
本書では、戦前から戦中に海上保安を担った海軍の役割、戦後の米ソ対立の深刻化に伴うアメリカの対日姿勢の変化などに加え、これまでほとんど研究されていない終戦直後からの旧海軍軍人による海軍再建構想の一環としてのシーパワー統合構想を中心に考察し、戦後日本の海上権力について考えてゆく。
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