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[BOOKデータベースより]
本書は、散乱実験の理論的側面について解説したテキストである。X線や中性子による散乱実験は、近年の実験施設の充実に伴って物質研究に欠かせないツールとなり、ますます幅広い研究分野で使われるようになった。しかし、数学・物理学を専門としない利用者にとっては、散乱現象を理解するための理論やその解析手法は、ブラックボックスとみなされてしまうことも多い。本書では、多様なバックグラウンドをもつ学生・研究者を想定し、散乱理論を基礎の基礎から紐解く。
1 基礎的な知識(原子・分子レベルの物質研究;波、複素数、フーリエ変換)
[日販商品データベースより]2 弾性散乱(X線と中性子散乱の基礎;表面、界面と反射率;小角散乱と巨視像 ほか)
3 非弾性散乱(エネルギー交換とダイナミクス;非弾性散乱の例)
(初版2014年4月14日)
〜理論への門戸を大きく開く入門書〜
近年の実験施設の充実に伴って,物理学・化学・材料科学・生物学など幅広い研究分野で使われるようになった「散乱実験」.数学・物理学を専門としない利用者にとっては,散乱現象やその解析手法はブラックボックスになってしまうことも多い.本書では,散乱理論を多様な読者が学べるようとことん平易に解説.散乱実験に携わる学生・研究者のニーズに応えるテキストとなっている.
《本書の特長》
・物理学・数学の知識を前提とせず,フーリエ変換や複素数なども一から説明
・結晶性物質だけでなく,液体やアモルファスからの散乱についても章を設けて解説
・線源や対象ごとに異なる散乱機構を,できるだけシンプルに理解できるよう統一的に説明
――日本の第一人者らによる翻訳.
【目次】
T 基礎的な知識
1. 原子・分子レベルの物質研究
2. 波,複素数,フーリエ変換
II 弾性散乱
3. X線と中性子散乱の基礎
4. 表面,界面と反射率
5. 小角散乱と巨視像
6. 液体と非晶質
7. 周期性,対称性と結晶学
III 非弾性散乱
8. エネルギー交換とダイナミクス
9. 非弾性散乱の例
付録A. 離散的フーリエ変換
付録B. 共鳴散乱と吸収