- 問いかける短篇
-
翻案・童話・寓話
近代文学研究叢刊 72
- 価格
- 5,500円(本体5,000円+税)
- 発行年月
- 2022年03月
- 判型
- A5
- ISBN
- 9784757610255
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[BOOKデータベースより]
視点人物の錯誤や死角・物語が孕む矛盾・構成上の断絶・変則的な因果の構図や定型からの逸脱・反復の中の変化に着目、原拠や周辺の諸言説との比較検討を通し、漱石・〓外・芥川から三島などの戦後作家、さらに直近の現代作家の短篇に即して、その緻密な構築性を解明する。
1 錯誤と死角(光源としての錯誤―夏目漱石『夢十夜』;船上と白洲―森〓外「高瀬舟」;誤算の闇―菊池寛「藤十郎の恋」)
[日販商品データベースより]2 “型”からの逸脱(芥川龍之介童話の因果―「蜘蛛の糸」から「魔術」へ;小川未明「赤い蝋燭と人魚」とその周辺)
3 反復と変質(異形の兄姉・饒舌な弟妹;戦後短篇管見;三島由紀夫自選短編集『真夏の死』の諸相)
4 連作のメタフィクション(森見登美彦『新釈 走れメロス 他四篇』論)
漱石から森見登美彦まで、短篇の構築性を解き明かす論集。
視点人物の錯誤や死角・物語が孕む矛盾・構成上の断絶・変則的な因果の構図や定型からの逸脱・反復の中の変化に着目、原拠や周辺の諸言説との比較検討を通し、漱石・〓外・芥川から三島などの戦後作家、さらに直近の現代作家の短篇に即して、その緻密な構築性を解明する。