[BOOKデータベースより]
本づくりとはその感性のふるえを肯定し、そして、手渡すこと。読むものの心にうたが生まれるとき、本は音楽になる―出版と編集の美学をめぐる珠玉の13篇。400冊以上の音楽書籍をつくりながら考えた音楽と本、ことばと社会、仕事と哲学の関係。
序奏 上製本と文庫のどちらが偉い?
ものをつくるということ(本棚と本棚のあいだ;農夫と一冊の本;日本語はカッコわるい?;名前の共同体;音楽は肯定する)
間奏 Music matters.
語られざる言葉に耳をすます(会議は長いほうがいい;音楽のリハビリテーション;好みと価値判断;作品の偶然と出会いの必然と;ベートーヴェンと「意志の音楽」)
終奏 音楽は墓である
「音楽のような」本とは?
それは「コトバにならないハートを伝える」書物とでも云いましょうか…。
情報の伝達や蓄積には不向きな「紙の本」を介しての創り手/読み手の交歓
それをあらためて見つめ、問いかけるのが本書です。
好評重版『音楽が本になるとき』の端正でつつましやかなテイストを保ちつつ
今回のエッセイ集には、社会への眼差・哲学的な思索が染みわたり、
加えて「書物」愛や、「企画・編集」にかける情熱、そして「出版」への開けた視座
――そんなアクティブな語りがほとばしり出、読む者の胸に迫ります。
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