[BOOKデータベースより]
数値流体力学の礎として鍵となる方程式を体系的に解説。ベクトル・テンソル解析、クォータニオンなど道具としての数学も収録。
第1部 粘性流体と乱流の方程式(Navier‐Stokes方程式;保存則と場の方程式;Reynolds方程式;Reynolds方程式の完結問題;粗視化されたNavier‐Stokes方程式)
第2部 混相流の方程式(気液混相流の方程式;固体球の運動方程式;固液混相流の方程式)
第3部 成層流の方程式(浅水流方程式;開水路水面形方程式)
付録(流れの記述法;連続式とEulerの運動方程式;Bernoulliの定理;渦度方程式;水面波の方程式;数式展開の道具としての数学)
CFDの背後にある「流体の方程式」を深く理解するために.
シミュレーション結果の妥当性を判断するには,流体の物理を知り,方程式の意味を理解することが重要である.
そこで本書は,非圧縮性流体を中心に流体力学の鍵となる方程式をまとめ,丁寧に解説する.
計算の主対象となる粘性流体だけでなく,教科書ではあまり取り上げられない混相流,河川や海洋の流れを扱う方程式まで広く網羅的に紹介するとともに,付録では数式展開に役立つ内容をまとめている.
流体力学をより深く理解するための勉強としても,CFDコードを使いこなすためのリファレンスとしても役立つ一冊.
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