[BOOKデータベースより]
1 星の記憶(届きそうな星だった;すすガラスと日食;まだ空は暗かった ほか)
2 天体観測記録1968〜2020(月;太陽;惑星・衛星・準惑星 ほか)
3 空を見上げて(観測記録の典拠;観測機材の推移;主な観測地について ほか)
アマチュア天文家として、天文雑誌『月刊天文』(地人書館)に執筆するなど、天体観測に精力的に取り組んできた著者が、1968 年から2020 年(一部2021 年を含む)までの、約50年間にもおよぶ自身の天体観測の記録を一冊にまとめました。観測対象は、その時々に天文の世界で話題に上った現象や、ふと沸いた興味に任せて観測した物など多岐にわたり、「自由気ままな天体観測記録」となっています。
今回、観測記録を一冊にまとめようと思い立ったきっかけが、50年前に北極星と天の北極をアップで撮影した写真にあります。2021年に、50年の歳差運動によって北極星と天の北極が接近する様子を撮影、その長きにわたる天体観測の記録により天文学の一端に触れることができ、あらためて「年代ごとの天文現象の記録を残しておくことが大切である」ということを著者が実感したとのことです。
本書は、T 星の記憶(記録をとり始めるころまでの星との関わり)、U 天体観測記録(1968〜2021年の観測記録)、V 空を見上げて(観測を続けてきた背景)の3部にわかれています。また本文の観測をピックアップする形で、カラー口絵も用意しました。
本文の図版に関しては、ありのままの観測記録とするために、多くの図で、著者の観測ノートをそのまま使用しています。また、掲載している天体写真は、すべてフィルム(銀塩)を使用しています。
■目次
天体観測 口絵(カラー写真)
T 星の記憶
U 天体観測記録 1968 〜2020
〈月〉〈太陽〉〈惑星・衛星・準惑星〉〈小惑星〉〈惑星たちの接近・会合〉〈流星〉〈彗星〉〈日食・月食・太陽面通過〉〈惑星食・衛星食・恒星食〉〈小惑星による恒星食(掩蔽)〉〈星・星座・星空〉〈重星・変光星・新星〉〈星雲星団・銀河〉〈人工天体〉〈秩父の夜空の天気〉
V 空を見上げて
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