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[BOOKデータベースより]
独特のベクトルを持つ加藤周一の思想と構図を明らかにする一冊。「戦後」は今の我々のポストコロナ時代も共有できる普遍的な意味合いを持っている。戦後知識人の加藤周一が出会い、取り組んだ苦難が姿を変え、形を変えて我々の前に表れているように思える今こそ、歴史における我々の時代の位置づけを確認し、これからを生きるために…
序章 なぜいま加藤周一を語るのか
[日販商品データベースより]第1章 「近代」と戦後知識人
第2章 「雑種文化」と「土着世界観」が生み出した「例外」の思想
第3章 山上憶良の場合―「例外」の知識人の原点
第4章 竹内好、丸山眞男と加藤周一
第5章 「例外」と「単独者」
終章 「普遍的な例外」を目指して
「戦後」は今の我々のポストコロナ時代も共有できる普遍的な意味合いを持っている。戦後知識人の加藤周一が出会い、取り組んだ苦難が姿を変え、形を変えて我々の前に表れているように思える今こそ、歴史における我々の時代の位置付けを確認し、これからを生きるために、1950年代に「雑種文化」を先駆的に指摘した加藤周一および同時代人らの思考の原点を再認識する。本書は評論家として位置づけられてきた加藤周一の思想を再評価し、「普遍」と「例外」、「個別」と「全体」の相関関係を体現する通時的な思想構図を明らかにする。