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家裁調査官加賀美聡子
小学館文庫 ま24ー1
- 価格
- 770円(本体700円+税)
- 発行年月
- 2020年09月
- 判型
- 文庫
- ISBN
- 9784094068085
[BOOKデータベースより]
荒ら屋で老婆が亡くなった。遺産は三億円、相続人は三人の孫。「三男の息子の薫に全遺産を与える」という遺言書が見つかるが、薫は行方不明であり、孫たちは遺産を得るため失踪宣告を申し立てる。さいたま家裁の調査官、加賀美聡子が薫の消息を追うと、浮かび上がるのは母親に翻弄される薫の壮絶な人生だった。一方、東京家裁の離婚調停で前代未聞の不祥事が発生し、無関係なはずの二つの事件は予想外の形で絡み合っていく。欲にまみれた人々の争いの渦中で、調査を進める聡子が辿り着く衝撃の真実とは。稀代のストーリーテラーが放つ緊迫のクライム・サスペンス。
[日販商品データベースより]三億円の遺産がかかった失踪事件を追う!
さいたま市の古い荒ら屋で、老婆が亡くなった。中原トミ、九十七歳。夫に先立たれて三十年、一人でつましく暮らしていたトミには三億円の遺産があった。
相続人は三人の孫たち。しかし、「三男の子の薫にすべての遺産を与える」と書かれた遺言書が見つかった。薫は就職して二年目に失踪しており、二人の孫は遺産を得ようと、薫の失踪宣告を申し立てる。
さいたま家庭裁判所の家事調査官・加賀美聡子は、薫が生死不明になった時期を特定するため、彼の消息を調べ始める。その中で浮かび上がってきたのは、幼少時から児童養護施設で育ち、母親の咲江に歪な形で支配されてきた、薫の壮絶な人生だった――
一方、東京家裁の離婚調停で”替え玉事件”が発生する。愛人の子を妊娠した妻が出頭させたのは”偽物の夫”だった。
欲にまみれた人々の争いの渦中に身を置きながら、調査を進めていく聡子が辿り着いた衝撃の真実とは。
『誤算』で注目を集めた稀代のストーリーテラーが放つ、緊迫のクライム・サスペンス。
【編集担当からのおすすめ情報】
元家裁調査官として長いキャリアをもつ著者だからこそ書けた、臨場感あふれる一冊です。
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