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[BOOKデータベースより]
昭和戦前期の陸軍は、一般に考えられているのとは逆に、政治不関与原則から在郷軍人の政治進出を抑制することに腐心した。また軍と知識人は、軍事の暴走を招く「統帥権の独立」に限界を見いだし、軍事をあくまで一手段とする構想を模索していた。これまでの政軍関係の定説に一石を投じる注目の一冊。
序章 総力戦の時代の政軍関係の再検討
[日販商品データベースより]1 昭和戦前期の在郷軍人の政治進出とその抑制をめぐる相剋―昭和初期から大政翼賛会成立前後まで
2 太平洋戦争前後期の在郷軍人と政治―大政翼賛会成立前後から敗戦まで
3 昭和戦前期の陸軍における政戦両略一致論―高嶋辰彦を中心に
4 海軍中堅層と知識人の政戦両略論と総力戦論
5 海軍嘱託の知識人と政軍関係の模索―矢部貞治を中心に
6 近代日本における政戦両略一致論が抱える難題
終章 総力戦の昭和を再考する
▼「軍事の論理」vs.「政治の論理」
▼昭和戦前期における在郷軍人と陸軍中央のせめぎあいとは何だったのか。
また総力戦の危機の時代に「統帥権の独立」は容認されるものであったか。
▼軍と知識人の、武力によらず目的を達成しようとする総力戦論を探る、注目の書。