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[BOOKデータベースより]
「どうせダメだ」―現代社会に蔓延する無気力。衣食住が満たされた豊かな環境というだけでは、「効力感」、つまり意欲的に環境に働きかける態度は生まれない。本書は、心理学の研究成果を広く紹介し、自律性の感覚、他者との交流、熟達のもつ意義など、さまざまな角度から効力感を発達させる条件を掘りさげる。さらに子どもも大人も、やりがいを持って生きられる教育や社会のあり方についてヒントを示す。
第1章 どんなときに無力感が生じるか
[日販商品データベースより]第2章 乳幼児の無力感・効力感
第3章 失敗にもとづく無力感
第4章 自律性の感覚
第5章 他者との暖かいやりとり
第6章 熟達と生きがい
第7章 効力感を育てるには
第8章 効力感を伸ばす学校教育
第9章 効力感の社会的条件
第10章 無力感・効力感の日米比較
「豊かな社会」に蔓延する無気力――それは、生存への脅威やどうしようもなく襲いかかる苦痛から解放されただけでは、「効力感」、つまり意欲的に生き生きと環境に働きかける態度は生まれないことを物語る。本書は、心理学における研究実験成果をひろく紹介しつつ、自律性の感覚、他者との交流、熟達のもつ意義など、さまざまな角度から、効力感形成の条件を掘りさげる。さらに、社会や教育のあり方と効力感との関係を検討する。ロングセラーの版を改め、読みやすくした。