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- ディープインパクト不況
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中国バブル崩壊という巨大隕石が世界経済を直撃する
講談社+α新書 341ー2C
- 価格
- 968円(本体880円+税)
- 発行年月
- 2019年11月
- 判型
- 新書
- ISBN
- 9784065182741
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【2015年07月発売】
[BOOKデータベースより]
中国・韓国経済は完全に崩壊!?日本はどうなる?
第1章 世界経済を襲う中国バブルの正体
[日販商品データベースより]第2章 中国バブル崩壊のメカニズム
第3章 バブル崩壊後の中国社会の悲劇
第4章 巨大隕石が世界経済に激突したとき
第5章 二〇三〇年の世界地図
終章 絶望的な数字、そして絶望した人々
2019年に入り、中国経済の急減速が数字で明白に表れるようになった。
2019年4月〜6月期の経済成長率は6・2%となり、四半期ごとの数字を発表するようになった1992年以来、最低の数字だった。中国の自動車市場の成長にも急ブレーキがかかっている。中国汽車工業協会によると、2019年8月まで14ヵ月連続のマイナスが続いている。
この中国経済の変調について、日本の超優良企業、日本電産の永守重信会長は、2019年1月に緊急会見を開き、「46年間も経営をやってきて、月単位でこんなに落ち込んだのは初めてだ」と語った。
一方、熾烈を極める米中貿易摩擦は「米中経済冷戦」へと発展しつつあり、中国バブルの崩壊は避けられない。そして、この中国バブルの規模は、アメリカが20世紀の100年で使ったコンクリートをわずか3年で消費したというほど巨大なものなのだ。
中国バブル崩壊が世界経済に与えるマグニチュードは、200年の近代経済学の経験では答えを導き出せないほど巨大なもの――人類史上最大の惨禍といっても過言ではない。そう、6600万年前に恐竜を絶滅させた巨大隕石のように、人類が経験したことのない「ディープインパクト不況」を招来するのだ!