[BOOKデータベースより]
戦後史が動くとき必ずこの男がいた―日米開戦回避工作、天皇の戦犯訴追回避、ニクソン電撃訪中。歴史的事件の背後で、「密使」を務めた謎の人物の正体とは?波乱の生涯を描く初の本格評伝。
第1章 一本の電話
第2章 事件の伏線
第3章 天皇を救った密使
第4章 ナゾの男を追って
第5章 遺された日記
第6章 遺されたメモ
戦後史が動くとき、必ずこの男がいた。
日米開戦回避工作、天皇の戦犯訴追回避、ニクソン電撃訪中
歴史的事件の背後で、「密使」を務めた謎の人物の正体とは?
波乱の生涯を描く初の本格評伝。
<本文より>
占領軍司令部でマッカーサーに間近で仕えたフェラーズは日本通として知られた将校だった。笠井は、フェラーズの奮闘を間近で見ていただけではなかった。フェラーズがマッカーサーに提出し、天皇制護持を進言した建白書の作成そのものに、笠井は深く関わり、フェラーズの活動を裏で支えていたのである。しかし、笠井が生前、それを声高に主張することはなかった。(本文より)
<主な登場人物>
昭和天皇、近衛文麿、ダグラス・マッカーサー、チャールズ・ウィロビー、ジョセフ・グルー、マンスフィールド、岸信介、佐藤栄作、周恩来、汪兆銘 etc.
この商品をご覧のお客様は、こんな商品もチェックしています。
- 沖縄戦と民間人収容所
-
価格:2,640円(本体2,400円+税)
【2010年12月発売】
- 戦場の人事係
-
価格:1,870円(本体1,700円+税)
【2024年08月発売】
- 語られざる昭和史
-
価格:2,750円(本体2,500円+税)
【2024年07月発売】