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- 北区の太
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リーガル小説
法律屋さんの書いたリーガル小説。細部がかなり実務に即した内容となっており、物語にリアリティを与えているのだが、主人公が800億円を持っていたり、遺産の行方を相談に来た魅惑的な美女が、実は事件のキーマンと懇ろな関係にあったり、実は司法家を志していた過去があったりと、御都合主義もチラホラ散見される。弁護士として、被告人を信じるかどうかの葛藤はなかなか実務に携わっていないと描き切れない内容で興味深く読んだが、主人公とその上司が桁違いの資産を持っているという設定になった瞬間に現実味がなくなり、即アウトという雰囲気に。まあ、幾つかの事件と弁護士の適格性審査事案が絡まり、最後はどうなるのかという興味で読み続けたが、設定に難ありという感じかな。
[BOOKデータベースより]
法科大学院教授・平手理沙子が都内の運河で水死体となって発見された。平手の遺品には「密告の件、水戸Lへ」と書かれたメモが。しかし、弁護士・水戸裕介には心当たりがなかった。そんな折、才色兼備の弁護士・丘野ヒロ子が水戸の法律事務所を訪れる。弁護士会から懲戒処分を受けたという丘野。日弁連への異議申立てを進めた数ヵ月後、丘野が、平手教授殺害容疑で逮捕された!ふたりの女性の間に、何があったのか?かけだしの若き弁護士が法曹界の腐敗に切り込む、熱きリーガルサスペンス!
[日販商品データベースより]法科大学院の女性教授、平手が水死体で発見。教授の遺品に名前を書かれた、弁護士の水戸裕介の元に刑事が事情を訊きにくる。才色兼備の女性弁護士の丘野ヒロ子が、水戸の法律事務所を訪れる。丘野は依頼人の懲戒請求により弁護士会からの処分を宣告され、それに不服の丘野は日弁連に異議を申し立てる助力を求めてきた。その丘野が平手教授殺害の容疑で逮捕されてしまう!若き弁護士が法曹界の腐敗に切り込む熱きリーガルサスペンス