- 平面論
-
1880年代西欧
岩波現代文庫 G378
- 価格
- 1,188円(本体1,080円+税)
- 発行年月
- 2018年03月
- 判型
- 文庫
- ISBN
- 9784006003784
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[BOOKデータベースより]
近代的イメージは、いつ、いかにして出現したのか―。一八八〇年代以後の西欧に出現した映画、ファシズム、精神分析という「イメージ」の政治にかかわる二〇世紀的な「装置」を手掛かりに、絵画の二次元やスクリーンに投射される光の運動などの、前世紀の表象空間の特質を明るみに出す。
表象空間の地滑り
[日販商品データベースより]1(「蝟集空間」;「無人空間」;“像”と“貌”;「現実的なるもの」をめぐって)
2(“枠”あるいは「イメージ」の自意識;鋳型・骰子・ページ;辱められた黄金;“面”あるいは「イメージ」の「場なき場」)
3(“面”から“幕”へ;時間の断面;鏡と幽霊;“幕”あるいは反=ナルシスの装置)
「平面」と「近代」
イメージの近代は1880年代に始まる。白紙に残された表象の痕跡、絵画の二次元、そしてスクリーンに投射される光の運動……。さまざまな芸術ジャンルを横断しつつ、20世紀の思考の風景を決定した表象空間の特質とイメージの政治学を明るみに出す。表象の「近代史」に新たな遠近法を導いたチャレンジングな論考。解説、島田雅彦氏.