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[BOOKデータベースより]
「元祖健康オタク」家康から「オットセイ将軍」家斉、最長寿の「肉食将軍」慶喜まで。田安徳川家第十一代当主が明かす将軍たちの健康秘話。
まえがき―徳川家に伝わる養生訓
[日販商品データベースより]第1章 戦乱の世を生き抜いた家康のサバイバル健康術
第2章 恐妻、コンプレックスとうまく付き合う
第3章 大酒と短命
第4章 吉宗と田安家の健康事情
第5章 「オットセイ将軍」と呼ばれて
第6章 幕末動乱を生き抜く力
第7章 最後の将軍がなぜか一番長生き
第8章 やっぱり家康はすごかった
田安徳川家当主が明かす将軍たちの健康秘話
江戸時代の平均寿命は三十〜四十歳代といわれるなか、徳川家康は天下をとる前から人一倍健康に留意し、数えで七十五歳という長寿をまっとうした。ほかにも常に鍛錬を怠らず六十八歳まで生きた「徳川幕府中興の祖」吉宗や、運動に万全の注意を払ったうえに強精剤を愛用して五十七人もの子をもうけ、六十九歳で没した「オットセイ将軍」家斉、十五人の歴代将軍の中で最も長生きした(享年七十七)「肉食将軍」慶喜。
サプリメントもスポーツジムもなかった江戸時代に、彼らは心身の健康を保つために、どんな養生法を実践していたのか。
これまであまり知られていなかった、徳川家に伝わる様々な養生訓や、歴代将軍の健康にまつわるエピソードを、田安徳川家第十一代当主の著者が明かす、思わず人にしゃべりたくなる蘊蓄満載の歴史エッセイ。