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[BOOKデータベースより]
「千弦ちゃんのピアノはすごいけど、いっしょにうたったり踊ったりできない」響音は、姉の心をゆさぶるため、ふるさと文化祭に出場することになったのですが…。感性を信じて生きる姉妹が奏でる音楽小説。
[日販商品データベースより]第59回日本児童文学者協会新人賞受賞!
2015年度講談社児童文学新人賞で佳作に入選し、デビューした著者の受賞後第1作。
小学5年生の響音は、中1の姉・千弦の弾くピアノの音色が、楽しく聞こえなくなってしまったことが、気がかりでならない。ピアノコンクールでもよい成績を上げることができず、そのことが原因で、家族4人の関係もぎこちなくなっていく。
そのころ、響音は「ふるさと文化祭」にオリジナル音楽劇で参加することに。練習の過程で響音は、「この音楽劇を見てほしい。ピアノの楽しさを忘れかけている姉の心に、この作品をとどけたい」と強く思うようになり、そして……。
『ピアノをきかせて』は、音楽のすばらしさ、家族のきずなや友情のたいせつさが伝わってくる作品。小学上級以上の子どもたちにぜひ読んでほしい。
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戦場のメリークリスマス、谷山浩子の「カイの迷宮」の曲が雪のテーマとなって、全体に鳴り響きます。
ピアノの話かな?と思って手に取ったら、ミュージカル的な話になって行きました。音楽と主人公響音の気持ちが重なって話が展開していき、とても音楽のイメージがわきました。
音楽を愛する気持ちが家族、友達を結びつけて行くのがいいですね。
私も「戦場のメリークリスマス」が弾きたくなりました。
音楽好きな人にはお勧め(マリンジョジョさん 50代・北海道 )
【情報提供・絵本ナビ】